王監督勇退の号外!
チームが低迷・・・健康上の問題も |
号外見出し プロ野球福岡ソフトバンクの王貞治監督(68)が、今季限りで勇退することが23日明らかとなった。 王監督は1994年10月、当時の故中内功オーナーの招きで福岡ダイエーホークス監督に就任した。 99年にはパ・リーグ初制覇。九州のプロ球団として西武ライオンズ(現西武)以来、36年ぶりの栄冠を手にし、日本シリーズも制した。その後は親会社の経営危機などで主力選手の流出が相次いだが、計3度のリーグ優勝と同2度の日本一に輝き。ホークスに黄金期をもたらした。 2006年にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本を初代世界王者に導いた後、7月に胃の全摘出手術を受けた。今季は「ラストイヤー」と位置付けて船出したが、手術の影響で8月14日のロッテ戦(千葉マリン)を休養するなど健康上の問題に加え、チームも5位と低迷し、44年間のユニフォーム生活の幕を引く決意を決めた。現役時代は通算本塁打868本の世界記録など数々の金字塔を打ち立てた。 80年に引退後。巨人監督としても87年にセ・リーグ優勝を飾った。